2018年2月12日、山口市・防府市に拠点をおく設計事務所・建設業者・製材業者・集成材メーカーで活躍する方々に声をかけ、会を設立することになりました。会場は、原工務店さんの展示場「もっくの森」（自社で開発されたラーメン構造による木造2階建て）。ネーミングの決定にあたっては、さまざまな案が出されましたが、「 佐波川の森を守る木造建築研究会」と名付けられ、会長は全員一致で、自ら育林作業をされ、かつ数多くの木造建築を設計されている、東建設計の兼重さんにになっていただくこととなりました。

目標は、「山口の木」を活かして建築物の木造化・木質化を、山口のメンバーが自ら関わることで行っていくこと・・・会員制という形ではなく、集まれるときに参加するというスタイルで、まずは始めることになりました。

その後、計7回、下の表のように毎回テーマを決めて、年3回程度で定期的に自主勉強会を行ってきました。講師への謝金は・・・・0円で、講師の皆様、大変お世話になりました。

開催日	開催場所	テーマ	講師
2018年4月28日	㈱トピア	含水率	ウッドストック　　 　　　　　原田代表
8月10日	㈱リンケン 集成材工場	構造用集成材	㈱リンケン　 　　　岩城社長
10月30日	大林産業㈱ 佐山事業所	木製トラス	㈱ATA　大倉社長 中村構造設計事務所　 　　　　中村代表
2019年1月9日	陶地域交流センター	木造集会場	ウッドストック　 　　　　　原田代表
4月26日	もっくの森	接合金物	㈱原工務店　原会長 ㈱マスダ鉄工所 　　　　　益田社長
8月16日	澤田建設㈱ ＊新社屋構造 見学会	木造事務所	澤田建設㈱　 　　　　　澤田社長 和建築設計事務所 　　　　　原田代表
10月26日	もっくの森 ＊澤田建設㈱ 新社屋完成見学会	木造の道の駅 センザキッチン	㈱NSP設計 　　　　柴田副社長

病には勝てず・・・停泊

2020年2月中旬から、怪しげな足音がひたひたと聞こえてきました。そう、新型コロナウィルスの蔓延です。この影響もあり、しばらく活動は自粛することとなりました。