6月から本格稼働した、MEC Industry㈱の『鹿児島湧水工場』に伺ってきました。三菱地所グループや竹中工務店等が出資していることで注目を集めていた会社で、ご覧のように企業として取り組まれているコンセプトが、説明いただかなくてもなんとなく伝わってくるエントランスになっていました。
製材棟は、寸法が規格化されたツーバイ・フォー材、CLTのラミナ材を、主に製材される生産ラインとなっており、市場ではやや敬遠気味となっている大径の丸太を主に集材されているのも特徴的な取り組みであると感じました。併設された製造棟では、CLTや製品を製造されており、CLTパネル工法等で通常使われている大版ではなく、自社の開発商品にターゲットを絞った製造にしばらくは留められるということでした。
その製品のひとつがMOKUWELL HOUSE。木造の矩形ユニットで構成される規格型の木造住宅で、22坪で1,000万円程度、29坪で1,200万円程度(どちらも設備機器付き本体価格、税抜き)での販売価格を設定、当面は、鹿児島・宮崎・熊本の3県で販売しているとのこと。
いよいよ鹿児島にて始動!日本林業と木造建築の発展を目指す!
「メックインダストリー」→https://www.mec-industry.com/