木材利用促進のための講習会 in 愛媛


8月31日、愛媛県CLT普及協議会主催で、CLT体験型講習セミナーが開催されました。講師は国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所、研究コーディネーターの片岡厚さん、テーマは「木材の耐候性と塗装等による表面保護について」。

会場となった愛媛県立武道館は、今年で完成して20年、ご覧のようにエントランスや中庭の柱に円形の製材が使われています。20年経過すると木材表面は、このように変色してしまいますが、なぜこのような変色が発生するのか、そのメカニズムを順序だてて説明され、続いてその対応策となる木材保護塗料の種類や特徴等のお話をいただき、受講者は初めて耳にする内容に、興味津々の講習会となったようです。また現地を見学しながらの説明も、非常に好評であったと見受けられました。

愛媛県CLT普及協議会では、ここ数年は、受講者のアンケート結果を踏まえ、テーマを設定し、講習会が2回~3回/年、実施されています。昨年度の課題は「建築物省エネ法」で2回の講習会を開催、今年度は「耐久性能」を課題とし、10月には結露を、その後、防水をテーマにした講習会が企画されています。


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