建築家であり、京都大学で環境工学を研究されていた藤井厚二先生が、5回目の自邸として設計された「聴竹居」(1928年完成)は、2017年に昭和時代に建てられた住宅としては初めて、国の重要文化財に指定されています。2022年秋の修繕工事を経て、竣工当時に近い形によみがえっています。昨年、ご講演をいただいた藤森先生もたびたび訪れられているそうで、「ここまでやるか!」とお話になられた細部までの木遣いは圧巻です。




公開日は日曜日と水曜日、事前予約が必要で、90日前から申し込み可能です。一日に4回、定員は10名、一度に申し込み可能なのは3名まで。拝観料は1,500円+上履き料(100円)。JRまたは阪急電鉄 山崎から徒歩10分~15分程度。


