日田木材協同組合では、林野庁の補助事業を受け、7年前から毎年４回程度、設計者や木材関連企業の技術者等を対象に、住宅および非住宅建築物の木造化促進を目的にセミナーを開催されており、今年も７月５日、８月５日にすでに開催され、今後も９月３日、９月３０日に開催される予定です。

このようなセミナーでは、参加者は開催される県内に絞られるのが通常ですが、このセミナーでは、日田の木材の販売先である福岡県で活躍される設計者にも声を掛けられ、いい交流の機会となっているようです。

日田は、良質な乾燥木材の供給体制が整っており、３年前に大分市に完成した昭和電工武道スポーツセンターに使用された構造用製材（含水率　15％を基準に管理）は、すべて日田から供給されています。その経験により得られたノウハウは、現在進行中の大分県内の公共建築物に活かされているようです。