三重県尾鷲市、三重県熊野古道センター。

ヒノキの産地として知られる尾鷲市、背割りを入れ天然乾燥した、135mmの正角材をジベル(スプリットリング使用)にて束ねた重ね透かし構法にて壁と小屋梁が構成されています。




持ち送り方式で、この建物の特徴である深い軒を設けることで、築18年経過していますが、外壁はカビもなく非常に健全な状況が維持されおり、深い軒は、室内側のモーメントを小さくする役割も同時に果たす、合理的な仕組みとなっています。

木材調達に関しては、伐採から加工にいたる過程で非常に時間がかかることから、建築主である三重県、丸太の供給を行った森林組合、製材から乾燥工程を担った製材業者が、早い段階からコミュニケーションをはかることによって、設計事務所の管理のもと、調達が行われています。